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染色をしましょう

諸事情で最近は遠出したりプールで泳いだりすることができません。夏休みなのに遊びに行けない子どものように手足を放りなげてじたばたしそうだったので、染色をすることにしました。

もっと他にもやることがあるのでは。

染色は人生2度目です。中学生のときに夏休みの自由研究でやりました。何を染料に使ったか思い出せない。玉ねぎだったかな?上手くいかなかったポイントは覚えているので、今回は慎重にやりましょう。

今回染めるものはこちら。

生地が伸びてしまったコットンのTシャツ。破れて着られなくなったリネンのシャツもゲットしました。加工しやすいように最初から切っておきます。

染料はターメリックを使います。アメ横のスパイス屋で買ったもので、正直持て余していた。カレー作るとき、ターメリックって実はそんなに使わないような気がする。

さぁ、始めるわよ!(CV:三石琴乃)

まず、生地は洗濯して汚れがないようにしておきます。その後豆乳に漬けて30分放置。なぜ豆乳かというと、タンパク質が生地に染み込むと色素がくっつきやすくなるのです。調整豆乳にしたけれどきっと大丈夫でしょう。

豆乳を投入って言ったそこのあなた〜

30分の間に私は夕食の片付けをし、お風呂を洗い、お茶を入れて飲みました。30分、それは長いようで短い時間。

豆乳に浸かった生地を手で優しく水切りします。その後、しっかりと乾燥させます。

中学生のときの失敗は確かここです。乾燥させるのに時間がかかりすぎて、生乾きの状態で染め始めてしまった。今回は除湿機を使いました。文明の利器。風情はない。あっという間に乾きます。その間にお風呂に入ります。カポーン

お風呂から上がるとぱりぱりに乾いていました。ほんのり大豆の匂いがする。

染料の量は染める生地と同量くらいの重さで、とのこと。重さを計りましょう。

うーん、念のため60gくらいにするか。

60g、わりと大量だぞ?

お茶パックに入れます。ひとつには入り切らないので結局4つのターメリックパックができました。破れたりすると悲惨なことになるので念の為二重にします。

このときの著者の気持ち:私、なにをやろうとしているのかしら。

着火します。

既にこの時点で鍋の水がうっすら黄色い。ターメリック、強いですね。みるみる色が濃くなっていきます。沸騰したら中火にして20分ほど煮出します。最終的には天ぷら油みたいな色になった。

色が変わるのを見つめているあいだ、OFFSPRINGを聴いていました。あの頃の気持ちを覚えているか?

さて、いよいよ生地を投入します。

ざばん

私も大海に飛び込みたい。

あっという間に染まっていく白い生地。菜箸で優しく広げます。

お前、こんなに黄色くなっちまって・・・

沸騰したら火を消します。このまま冷めるのを待つのですが、時間がかかるので一晩寝かせてしまいます。生活と共に染色をしましょう。

こちらが翌朝の様子。

なんだか美味しそうな色をしていらっしゃる。このまま乾かして使っても色落ちしてしまうので、今回はミョウバンを使って色止めをします。

ミョウバンは薬局などで購入可能です。

ざばーん

ちなみにミョウバンの量や温度については諸説あったので、勘で40℃くらいのお湯1.5リットルに3gほどのミョウバンを溶かしたものを色止め液としました。漬ける時間は30分程。終わったら手で優しく絞って乾燥させます。

なぜ竹刀が物干し竿として疲れているかって?話すと長くなるのでまた今度にしましょう。人生にはいろいろあります。

ターメリックは日光に弱いとのことなので、室内で乾かします。梅雨の時期は染色難しそうですね。乾かす工程が多いですから。完全に乾燥したら、色止めの工程をもう一度繰り返して再び乾燥させます。

こんな具合になりました。きれいですね。

染色という行為は都会で行われるとなんだか切ない。自然の恩恵を感じる行為なのに実際は自然と程遠いところにいるからだろう。自分で手入れした庭から採れたものでいつか染色がしたい。除湿機は悪ではないが風とかそういうものに頼りたい。染色を通じて今後の人生を考えました。

ちなみに染色の方法はネットで漁るといくらでも出てきますが、生地と季節と染料、そしてその他諸々の具合でやり方が柔軟に変わってきます。料理みたいなものでしょうか。個々に正解があり、その都度変化を楽しむのが良いと思います。

あと、私はいつどこにいっても生きていけると思うようにしています。

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