日中と夕方、呼吸しづらかった。少し耳鳴り。季節と、いろんなものの変わり目。ゆっくり歩いて湯島へ行った。新芽が育っていた。人のいない湯島はほっとする。地下の店が閉まっていたような気がして少し心配。
幾つか予定ができた。久しぶりの野球、久しぶりの新しいひと。ひきこもり過ぎず、かといって、動き過ぎない。
弟の言葉を反芻する。きっと彼がたくさん傷ついてきたなかで手に入れた、生きるための知恵。見るべきものを見ること。私の知恵はなんだろう。温かいものを飲むこと、眠ること、僅かに残った愛を育てること。大切にされなかったことの辛さは、もう忘れたい。誰かを大切にすることを考えているほうが、ずっと楽しくて、幸せなのに。