Pとルイ・ヴィトンの展示へ。途中、ふわふわのオムレツを食べる。こんなオムレツを作りたいと思うのだけれど、きっととても難しい。フライパンを使い込んで、オムレツ用にするというくらいだから。
展示は圧巻だった。工芸品を見ているよう。きらびやかなファッションの印象は無くて、職人が時代に応じて作品を昇華させたストーリーを見させてもらった気分。特注品のほうが時代のニーズをより反映しているかもしれない。汽車や船の旅から、自動車、飛行機の旅へ。
香水の名前を、どこか映画か本で見たような気がする。”je tu il” (私、あなた、彼)。詩だったかな。思い出せない。
夜、思い出したエピソードを書き足したくて再び五千字だけ書く。
池澤夏樹さんの詩に対する考察を読んで、半分納得する。もう半分は納得かどうかもまだよくわからない。