今日もコーヒーをブラックで二杯、と思っていたのだけれど、一杯飲み終えたところでふと心のシャッターが閉まる。ラテが飲みたい気分になった、ふむ、と思いながら書き物を続けていたら、店員のお兄さんがエスプレッソマシンの宣伝を兼ねてラテを持ってきてくれた。幸運・・・。ラテは柔らかかった。今日の残りの時間も柔らかいものに触れて過ごしたい。
昼に神楽坂で会った友人は恋をしている。「自分から好きビームが出ていて、それが相手に伝わっているかもしれない」と言われ、仰天。好きビーム!なんだかこちらまでどきどきしてしまうような響きだ。好きビーム・・・。もし今、恋をするとしたら、クマのぬいぐるみを選ぶ気がする。けれど世に存在する全てのテディベアは死神であるという、ひとつの妄想が私の中で生きている以上、それを恋人にしてしまうのは些か危険性を感じなくもない。テディベアの妄想についてはいずれどこかで書こう。
わたしの部屋には既に死神が二人もいる。幸い、二人共とても親切だ。今のところは。